Android開発で必須のエミュレータ
それをこういう風に起動したかったです。
- コマンドから直接起動したい
- オプション付きで起動したい
- Android Studioとかもなしで
そのためにemulatorコマンドが用意されてます。
自分自身への覚え書きも兼ねて、
Androidエミュレータをコマンド起動する手順
そのやり方を残しておこうと思います。
各環境ごとのemulatorコマンドのパス
Androidエミュレータの起動するには、
SDKのemulatorというコマンドが必要です。
そのemulatorのある場所に移動します。
▼ Linux/Macの場合は以下のコマンド
1 |
cd ~/Library/Android/sdk/emulator |
▼ Windowsの場合は以下のコマンド
1 |
cd %userProfile%\AppData\Local\Android\sdk\emulator |
そこにemulatorコマンドがあります。
パスを通すという手もありかも。ですがAndroidエミュレータをコマンド起動する場面は少ないし、そこまでする必要もないかなと感じます。
パスを通したい人は次を参照してください。
▼ Linuxでのパスを通す作業
▼ Windowsでのパスを通す作業
https://realize.jounin.jp/path.html
そこは個人の好みです。
任意のエミュレータをコマンド起動
次のコマンドでエミュレータ一覧を表示できます。
▼ emulatorでエミュを一覧表示させる
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>emulator -list-avds Nexus_6_API_29 Pixel_3_XL_API_27 Pixel_3a_API_27 Pixel_3a_API_30_x86 Pixel_4_API_30 Pixel_4_API_32 Pixel_4_API_33 Pixel_4_API_34 Pixel_XL_API_29 Pixel_XL_API_30 |
エミュレータ名がリストされます。
この中から目的のエミュを見つけてください。
そしてemulatorコマンドから起動してみます。
▼ 起動するコマンド例
1 |
>emulator -avd Pixel_4_API_30 -dns-server 8.8.8.8 |
▼ エミュレータが起動した
これがコマンド起動の手順です。
Androidエミュレータ/実機の関連記事
▼ Androidエミュレータのhostsファイルを編集する
▼ Android実機をadbからWifi接続する方法
https://pisuke-code.com/android-use-adb-over-wifi/
以上、エミュレータのコマンド起動でした。
Androidアプリ開発に役立つ知識です。