AmazonアプリストアへのAndroidアプリ申請に少し苦戦した話

今までGooglePlayだけでアプリ公開してました。

でもAmazonアプリストアでもアプリ配信することに。

▼ こういう利点があったから

  • GooglePlayとは独立しているから
  • Amazon独自のプラットフォームだから
  • APKを直接アップロードできるから

ただアプリ公開までは少し苦戦しました。
そのAmazonアプリストアで公開するまでの話です。

AmazonアプリストアでAPK・アプリ公開までの流れ

ストア用の各種情報とAPKアップロードが必要です。

▼ Amazonアプリストア開発者コンソール

▼ 大まかに書くと次のような流れになる

  1. 一般情報
    アプリタイトル・カテゴリー・カスタマーサポート連絡先などを入力する。今回はこの入力に少しハマってしまった(後述)
  2. 配信地域・価格等
    アプリをどこで配信するのか、アプリは無料・有料なのかなど。今回のアプリでは全世界で配信、有料アプリとして設定した
  3. アプリの説明
    GooglePlayのようにタイトル・簡潔な説明・詳細説明などを設定できる。またGooglePlayと違って検索キーワードなんかも付けれる模様
  4. 画像&マルチメディア
    ここもGooglePlayと同じようにアイコン(512x512、114x114)、アプリスクショ、プロモ画像・動画を設定できる。ただしスクショサイズは 800 x 480px、1024 x 600px、1280 x 720px、1280 x 800px、1920 x 1080px、1920 x 1200px、2560 x 1600px のみ受け付けるので注意が必要
  5. コンテンツレーティング
    アプリの中に暴力描写・薬物・冒涜・その他アレな内容が含まれてないかのアンケート。正直に答えていけばOK
  6. APKファイル
    アプリのAPKをアップロード。どうやらGooglePlayと違ってAPKしか受け付けないみたい。AABはアップロードできないので、APKファイルをビルドしておくこと

このように書くと長い手順ですね。

でも実際に作業すると意外と早く終わります。

少し面倒だったのはスクリーンショットの設定で、これはGooglePlayよりも自由度が低いです。8種類のサイズしか受け付けないので必要に応じてリサイズしてください。

あとはアプリ申請して審査を待つだけ…

アプリ申請がコンテンツポリシー違反で却下された

そして数日待つと次のようなメールが

▼ アプリ申請却下のお知らせ

Dear ***,

Your recent submission, 【アプリタイトル】 version 1.0.0, failed during our review process due to a content policy violation. Please login to developer portal for a detailed report. A quick summary is published below:

引用元 : Amazonからお届けされたメール

▼ 開発者コンソールの申請履歴

アプリ申請したもののコンテンツポリシー違反で「アプリは保留中です」という状態になった

何がダメなんだろ…

Amazonに限らずGooglePlayの審査もそうだけど、
単刀直入に「ここがダメ!」とは教えてくれません。

 

▼ 次の理由で却下されてしまったみたい

Amazon Content Policy Compatibility

Failed. Reason for failure:

Your app contains metadata [title, icon, description, screen shot, keywords] that could mislead customers, as the content resembles the content of another mobile application OR suggests another functionality.

▼ 日本語に訳すとするなら、

アプリのメタデータ [タイトル・アイコン・概要・スクショ・キーワード] に存在しない機能・コンテンツを示唆している内容が含まれてます。ユーザーを騙すことになるからダメ

う~~~ん、メタデータか…

アプリ機能自体は問題なさそうです。

何が問題なのか1つ1つ確認していくことに

どうやらアプリカテゴリーの設定ミスが原因だった

1つ1つ問題を確認していきました。
そして致命的な問題に気付くことになります。

それはアプリカテゴリーのこと

▼ カテゴリーを「ゲーム」にしていた

アプリ申請却下の原因はアプリカテゴリーが原因。このようにゲームではないのにゲームカテゴリーを設定してしまっていた

本当はゲームではないんですが「当てはまるカテゴリーが見つからない…それならゲームでいいか (^^)」みたいな安易な考えでやってしまいました。

ゲームと関連する要素もあるんですが、それ自体はゲームではない。だからアプリスト側からしたら虚偽アプリ扱いになります。それは当然のこと

▼ ただしいカテゴリーに修正した

アプリカテゴリーを正しいカテゴリーに修正。この条件で再度アプリ申請したところ…

このように修正して再度アプリ申請!!

数日待ったら問題なくアプリ配信が開始された

そしてさらに数日ほど待つこと

次のようなメールが届きました。

▼ アプリ配信の開始を知らせるメール

Dear ***,

Your recent submission, 【アプリタイトル】 version 1.0.0, was successfully published and is now LIVE on Amazon Appstore. A quick summary is published below:

アプリ配信が無事完了しました。

公開まで長かった。2週間?ほどかかりました。

でもアプリ公開できて良かった (⌒∇⌒)

Amazonアプリストアの審査はGooglePlay並みに厳格(?)

GooglePlay並みかは分からないですが…

  • コンテンツポリシーも存在するし、
  • 審査には最低でも1週間はかかるし、
  • 変なアプリは受け入れられない

Amazonアプリストアは少なくとも無法地帯ではないです。

そういったことも今回の件で理解できました。

以上、Androidアプリ申請についてでした。ではまた