ググっても出てこないを解決するためにエンジニアがすべきこと

Web開発とかプログラミングしていると自分一人では解決できない問題が山のように出てきます。

そういう時に頼れるのが検索エンジンですが、ググっても答えが出てこないとか解決策が見えてこないことってよくありますよね。

でもそれは検索エンジンが悪いのではなく、検索の仕方が悪いだけです。探し方を工夫すればインターネットはほぼ全ての質問に答えてくれます。

 

もちろん周りの人に聞くという手段もあるけど最終手段ですね。というかそもそも周りの人に聞くより検索エンジンに頼る方が確実かもしれません。

そういう訳でここでは問題解決のための効率のいい検索方法とか答えの見つけ方についてまとめてみました。

まず日本語以外で検索してみよう

Googleなどで検索するとき日本語だけで検索してないですか?

確かに日本語だと自分の母語で書かれたページが見つかるし、解説されている内容も分かりやすいのでついつい日本語で検索しちゃいますよね。

ですが日本語で出てくる情報というのは圧倒的に少ないです。

 

例えばあなたが「JavaScriptの連想配列のコピー方法が知りたい!」という状況にあるとします。この時Googleで日本語と英語それぞれで検索したときの検索結果件数の違いを見てみましょう。

まず次が日本語で "javascript 連想配列 コピー" と調べた場合の検索結果件数

そして次が英語で "javascript object copy" と調べた場合の検索結果件数

日本語検索だと 約21,300件 、一方の英語検索だと 約91,000,000件 という結果に。この検索結果だけ見ても日本語だけで検索するのがいかに情報が見つかりにくいか分かります。

 

もちろん上の例は "javascript 連想配列 コピー" という需要のあるキーワードなので答えを見つけるのに困ることはないでしょう。2万件もあれば確実に答えとかヒントが書いてあるページが見つかります。

でももっともっと需要の少なくてニッチな検索キーワードになれば日本語の検索結果件数は数万件どころか数十件すら見つからないかもしれません。

僕自身の経験あるんですが、ニッチな分野というか上級者向けの情報を探そうとすればするほど日本語での情報は少なくなります。あと見つかっても自分が求めてる答えが書いてあるとは限りません。

なので日本語検索だけよりも英語検索をする習慣づけはしておいた方がいいですね。

 

ただし日本語検索に慣れている人が急に英語検索すると「あれこの単語って英語だとどう表現すればいいの・・・」となってしまうので英語でのプログラミング用語をある程度把握しておくとスムーズに検索できるようになります。

もしそういう用語が分からない場合は公式リファレンスで調べるのがおススメです。特にWeb開発でよく使うPHPやJavaScript、CSSの場合は次のサイトを見るのがおススメ

どのサイトも多言語に対応しているので 日本語ページを開く ⇒ 英語ページに切り替え のようにすると日本語に対応する英単語が分かります。

 

ここまで少し日本語をdisったような感じになってしまいましたが別に日本語の情報の質が悪いと言ってるわけじゃありません。詳しく解説されていて分かりやすいサイト・ブログも数多くあります。

でも問題はその数が圧倒的に少ないことです。もし効率よく問題を解決したいなら英語で検索する癖を付けることが大事だと思います。

最新順で検索するとさらに情報が見つけやすくなる

検索で重要なことはまだあります。

それは古い情報より新しい情報が優先的に表示されるように検索すること

その理由はプログラミングの世界は流れが速く、数年前の情報が今では通用しなかったり非推奨な方法になっていたということがよくあるからです。

 

なので検索するときはなるべく最新の情報から検索するようにしましょう。

ちなみにGoogleで検索結果を最新順に表示するには、次画像のように「ツール」を開いて「期間指定なし」をクリックすることで1年以内などの期間内で表示可能です。

もし検索結果が古い情報で埋め尽くされている場合はこの検索方法を試すのがおススメ

Googleは数年前の更新されていないページでも平気で上位表示してくるので、鮮度命な情報については最新順で検索した方がいいと思います、

もし検索で分からないならQ&Aサイトで質問しよう

あらゆるキーワードで検索したけどどうしても解決策が見つからない・・・

そうなった場合の次の手段が知識のある人に質問すること

 

ネット上を探せば質問してから数日、早ければ数十分で答えが返ってくるQ&Aサイトがいくつかあります。そういうところで質問すれば何かヒント(あるいは答え)が得られるかもしれません。

特にITエンジニアにオススメしたいは次のサイト

この3つの中でどれが一番かと言えばやっぱり teratail です。多くのエンジニアが登録していて質問すれば最短30分くらいで解決することもあります。

また スタック・オーバーフロー は英語サイトという印象を持ってる人も多そうですが、今は日本語にも対応しているので日本人でも使いやすくなりました。

 

あとココナラというサービスもQ&Aサイトでないですが質問するのに使えます。

ここは記事とか動画とかを外注依頼できるサービスなんですが、実はモノだけでなく質問とか相談をサービスとして提供している人たちもいます。

気になる方はココナラに会員登録して「プログラミング 質問」でサービス検索してみてください。質問や相談に乗ってくれるサービスが見つかるはずです。

詳しくはこちらから ⇒ 無料会員登録してくわしくみる

 

ちなみに個人的な経験だと Yahoo知恵袋 とか 教えて!Goo みたいな非エンジニアも使う質問サイトは使うことはやめた方がいいですね。真面目に答えてくれる人もいますが、変な煽りとか失礼なことを言ってくる人もいるので・・・

効率よく疑問を解決するならエンジニア向けのQ&Aサイトを使うのが確実です。

周りの人に聞くのは本当の最終手段

最後に言いたいのは周りの人に直接聞くのは本当に本当の最終手段ということ

検索でもQ&Aサイトでもいくらでも解決する術があるのに "わざわざ" 質問するということは他の人の大事な時間を奪うことに他なりません。

なので直接人に質問するときは

  • 本当に検索で解決できない問題なのか
  • 先にQ&Aサイトでした方がいいのではないか
  • 人の時間を奪ってまで質問する内容なのか

ということをよく考え、本当に必要な場合だけ質問するようにしましょう。

あと直接人に聞く場合もQ&Aサイトを使う場合も人の時間を奪っているのは同じなので、回答をもらった時はしっかり感謝の言葉を言った方がいいですね。

 

以上、ググっても出てこないときの解決策についてでした。

特にエンジニアの仕事は 勘でできない = 調べないと分からない ことが多いです。そういう時に人にばかり頼っていると周りの人の時間を奪いすぎてしまいます。

なので少しでも自分一人で解決できる力を身につけていきましょう。

むしろ僕自身の経験から言うと自己解決力を身につけた方が自分の時間も相手の時間も奪わなくなるので効率が良くなります。そういう意味でも自己解決力を付けるのはメリットだらけですね。